インスタントが母の味

雑記

風邪をひきました。
3日ぐらいで治ると思ったんだけど
3日目で油断して暑いから薄着でいいやーって寝たら再発しました。
冷や汗と熱咳鼻水だらだらです。

またふらふらして手が震えて立てなくなる寸前までいきそうになり
「やばい、いまのうちにご飯食べないとぼくしんじゃう」
と勇気と体力と汗をふり絞りリビングに行くと
「おう、起きたのか酷い風邪みたいやな」
「これ食って元気だせ!」

と餃子をご飯の上にのせてポン酢をぶっ掛けたものがあり


「病人にこれ勧めんのかよ!」
と思いつつも背に腹は変えられない。
お腹は空いているし、倒れそうなのにご飯を作るなんて事出来ない。


間髪入れずにすぐ食べた。


そしてすぐ吐いた。
胃の中のもの全部吐いた。


吐いた理由に体調も関係しているであろうがそれだけではない。
むしろ原因は他にあるのだ。


餃子が腐ってた。


そう、それはもうとても弱っていて今にも死にそうな病人に対して
「これをお食べ元気が出るよ!」
とそれはもうありがたいご飯が腐っていたのだ。
ぼくかあ かなしいよ!


まあ我が家の餃子は作り置きの場合が多くよく台所に
朝の眩しい太陽光をこれでもかと浴びている餃子さんがよく発見されているので
僕がもし鼻水がだらだら出ていなくて
正常な嗅覚(と思考)を保っていたならこんな事態にはならなかった…。


我が家で鼻つまると命に関わります。
いや、ほんと。
何が
「全部腐ってた訳じゃない」
だ。

一部腐ってただけでも問題だろうが!

横で笑ってた父が
「はは、味で誤魔化せば問題ない!」
とマヨネーズ掛けて一口食った後


「あ、これ腐ってるわ」
と即吐き出していました。


その後コンビニまで行って真っ当な食事を買い、食べました。
安全なご飯っていいな
やっぱ病気の時はインスタント食った方が安全なのかな…。


インスタントは偉大だと思う今日この頃です。